お客さまの声

事業を伸ばすタイミングを逃さない スピード感の求められるスタートアップ開発メンバーをre:shineで採用

作成者: 株式会社 TENT 様|May 22, 2024 12:52:47 AM

キャンプ道具からはじまり、美容家電や楽器まで揃うレンタルプラットフォームへ

――まずは貴社の事業概要と開発組織の体制を教えてください。

当社は「顧客体験×テクノロジーで流通を再構築する」をミッションに、利便性の高いレンタルサービスの開発に取り組んでいます。事業立ち上げの背景には代表の松田の個人的な経験があります。

松田はキャンプが好きで、そこで得られる体験をもっと多くの人にしてもらいたいと考えたのですが、よりよい体験のためには高価な道具を準備することの大変さが課題と感じ、キャンプ道具を気軽にレンタルできるサービスを開発しました。

そんなキャンプ道具のレンタルからスタートし、そこからゴルフ用品や釣り具から、いまでは美容家電や楽器など、幅広い商品を安価にレンタルできるプラットフォームを構築しています。

開発環境は、インフラはAWS、データベースはMySQL、バックエンドはRuby on Rails、フロントエンドはReact.jsで構築しています。組織体制は、業務委託のメンバーを中心に、現在は月2.5人で対応しています。メインメンバーはベテランの方とジュニアの方が1名ずつです。

事業を伸ばすスピーディーな開発のために、業務委託でメンバーを確保

――エンジニア採用で抱えていた課題感について教えてください。 

事業の拡大スピードに採用が追いつかない状況になり、そこでエンジニア採用専門のプラットフォームの活用を検討しました。私たちのプロダクトにはその開発を支えるエンジニアの存在が欠かせません。常に変化し続けるユーザーニーズを捉え、スピーディーに開発サイクルを回していく。そのためには技術力とスピードを兼ね備えた優秀なエンジニアが不可欠です。

特にベンチャーの成長フェーズでは、即日対応しなければいけないタスクの差し込みもあれば、急にスケジュールが変わってやるべきことが変わる 等ということが日常茶飯事です。そうした環境変化に柔軟に対応し、開発を牽引してくれるようなエンジニアが必要なのです。

一方で、エンジニアの採用市場は売り手市場な状態が続いており、正社員での採用は難しくなってきています。コロナ以前は、いいオフィスであることや、貸与されるパソコンが最新のものといったことが、応募者へ引きとなる要素でしたが、コロナ禍を経て在宅環境が整ってしまっていたこともあり、以前と比べてより厳しくなっている印象です。

そういうなかで当社では、いったん業務委託として関わっていただいています。正社員採用にも取り組んでいますが、なかなか採用できないのが現状です。かといって正社員にこだわって、事業が進まないのでは本末転倒といえます。なので業務委託契約のエンジニアに加わってもらうことで、事業としてのスピード感を高めたいという狙いがあります。

 

――スタートアップの開発はやはりスピード感が重要ですか。

TENTはtoCのサービスなので環境の変化に応じて、すぐに実装や改善が必要な場面もあります。そのスピードに耐えられなければ、お客様への価値提供ができず事業は死んでしまいます。スタートアップは泥臭くてもとにかく前に進まなければいけません。ですからお客様に価値を提供し事業を伸ばすためにも、業務委託の方に加わってもらうことで、スピード感を持って事業を伸長させる方針で取り組んでいるのです

加えて組織としての弾力性を持たせている側面もあります。正社員でもいきなり辞めてしまう可能性がありますが、業務委託の方に関わってもらうことで、そこを柔軟にカバーできます。実際、業務委託契約の方の1名は、出勤日を設けずに空いた時間でレビューに取り組んでもらっています。それがお互いにとってリーズナブルであれば問題ありません。こうした点でも仕事のあり方を柔軟に捉え、弾力性を持たせて対応しています。

 

自然応募で5名のエントリー。そこから1名採用

――エンジニア採用にre:shineを活用した経緯を教えてください。

いくつかのサービスを比較、利用したなかで、re:shineは優秀なエンジニアと出会えることが魅力的でした。実際に利用してみると、1月から掲載して自然応募で5名のエントリーがあり、そのなかから1名採用につながりました。また、いま長期で働いているエンジニアもre:shineを活用して獲得しています。

またre:shineは他社より手数料が抑えめで、エンジニアへの報酬配分が手厚いのは好感を持てますね。加えて、現状いい意味で案件掲載数が少ないので、他の案件と比べて見劣りせず、候補者に見つけてもらいやすい状況が作れているではないでしょうか。

re:shineではエンジニアのプロフィールが、技術スキルや経験年数などの基本条件が中心です。相性については直接話すしかありませんが、条件が合えば面談を設定し、そこでのコミュニケーションで確認できるため問題ありませんでした。他のサービスでは人柄などの情報が掲載されているケースもありますが、そもそもの条件で合わなければ採用には至りません。

当社のようなスタートアップの場合、作るべき機能や改善点も多いため、とにかく開発をやりましょう、というのが現状です。開発業務メインの業務委託の採用においては、まずは開発に必要な最低限な情報でのマッチングで充分でした。

 

業務委託メンバーとともにさらなる事業の伸長へ

――エンジニアとのコミュニケーションで工夫している点はありますか。

業務委託ですので採用前はあまり込み入った話はしません。そのかわり開発環境やリモートと出社の割合、進め方の方向性などは事前に確認し、できる限りエンジニアの方が開発しやすいように意識しています。

実際に業務が始まってからは、開発に集中してもらうために無駄な会議などは極力行わず、基本はSlackを中心にやりとりを行っています。ミーティングが必要であればその日のうちに話を詰める、というような具合で取り組んでいます。

 

――TENTの今後の展望について教えてください。

今は素早くお客様のニーズに応えて事業を伸ばすために、一時的に業務委託エンジニアがメインの体制になっています。今後、さらに事業が成長していくフェーズではスピードに加えて、事業内容や理念に共感いただきながら品質の高いプロダクトを開発していける体制を構築していきたいです。